利益確定:分散投資で悩むよりリバランスが大事

私は分散投資がよくわかっていません。理論は書籍を探って勉強してみました。しかし、「じゃあ、どんな構成比率がいいの?」には結局のところ答えられません。 毎日ブログを書いているからといって、わかっちゃいません。他人に伝える以前に、自分への回答を見出せていない状況です。

確定拠出年金での分散投資には懐疑的

私は分散投資は怪しいとさえ思っています。

・自分の資産の全てを完全に把握していますか?

・定年時点でいくらの資産があるのか計算できますか?

私はこれらの質問には答えられません。どちらも考えるのが怖いです。

分散投資には、

・全てを把握している

・将来ブランが出来ている

という前提を受け入れられるメンタル人でないと難しいと思います。私は強くありません。

私が確定拠出年金の運用にのめり込んでいるのは、資産の何分の一でしかないからです。 給与から天引きされている保険商品は私の苦手な分野であり続けせています。真面目に考えればムダも多いはずで計算するのが怖いからちゃんと把握できていないです。 サラリーマンしていますが、会社は潰れない前提で日々過ごしています。

分散投資を議論するとき、多くの場合、都合よく限定した資産に対して悩んでいるのではないか?そんな疑念を持っています。つまり、私の場合であれば、わずかな確定拠出年金資産に対して、果たして分散投資で悩む必要があるか?ということです。

むしろリバランスが大事

商品の構成比率は、最終的には自分の意思で決めるしかありません。

金融機関に相談すれば歯切れの悪い説明を受けることはできます。世界的にみてNo1の資産を有するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の構成比率は、この手の話題ではしばしば引き合いに出されます。でも、「よらば大樹の陰」でしかありません。GPIFを信頼できるのか自分の資産規模に適用できるのか、疑問に答えられるのは結局は自分でしかありません。

私は、現時点では株式約7割です(国外2割で国内5割)。定期預金が2割。このブログで唱えている「毎日スイッチング」は、国内株式5割と定期預金2割の間で行なっています。 この比率が妥当かはわかっていません。一般的な見方からすれば、かなり高リスクな構成比率に思っています。でも、毎日スイッチングの技法に馴染んでいる私としては、株式比率をもっと上げても良さそうな気もしてきます。

将来に渡ってこの比率で行くかもわかりません。私が運用を本格化したのはアベノミクスが始まってからです。痛い目ににも合いましたが総じて上昇相場でした。リーマンショック並みの下落相場が起きれば構成比率は変わるのかもしれません。

ただ、日々のスイッチングで構成比率を急激に変えることはしません。むしろキープです。乖離が大きくなれば元の構成比率に戻す方向に少しづつスイッチングします。つまりリバランスです。

リバランスをしながら利益を積み上げています。利益の伸びは利回りで評価しています。含み益を放置しません。期待ばかり膨らませず同時に利益確定を日々こなしています。

まとめ

全財産を投資にかけるのはギャンブルです。そんなことをこのブログでは勧めていません。リスクに対する感度は個人差があります。私は「毎日スイッチング」の技法がフィットしています。参考になれば幸いです。

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