6/12に予定されていた米朝首脳会談は中止の意向のようです。5/24に米トランプ大統領が表明しました。
当日の米株式市場は暴落でスタート。NYダウは300ドルに迫るキツイ下げ。。悶々としながらの就寝で翌朝をむかえました。
あれ?終値はたったの66ドル安。開催の余地も一応は残しているようです。会談中止は過剰反応だったようです。
5月の中旬あたりから、雲行きが怪しくなってました。マーケットは織り込み済みだったのか。
歴史を変えた「ニクソン訪中」のように電撃でなきゃ!駆け引きばかりが目について練り込まれた様子が見受けられません。
と、ここまで書いたところでニュースみたら驚きました!なんと、南北首脳会談がふたたび5/26午後、板門店で開催されました。
事前公表なしの電撃です。一旦中止の米朝首脳会談は再び開催の機運もでてきました。シンガポール以外のどこかで突然開催するとか、仕切り直して段取りしないと顔を合わせるだけで成果があがらないのでは?率直にそんな感じを受けます。
融和ムードは元に戻る
昨年までの緊張が一転、1/9、平昌冬季オリンピックへの北朝鮮の出場が明らかになり融和ムードに傾きました。
平昌冬季オリンピックのアイスホッケーは韓国と北朝鮮の合同チームで臨みました。5月上旬の卓球世界選手権でも、準々決勝で対決が決まっていた韓国と急遽、堂々チームを結成し、かの「ピンポン外交」さながらでした。
5/10には、北朝鮮に拘束されていた米国人の開放で、融和色が高まっていました。
でも、ここまでです。
5/8、これも電撃でしたが、米朝首脳会談がふたたび行われました。3/25~28つづく2回目の会談となります。融和ムードが中国の介入で崩れはじめたようです。
日経新聞5/26一面トップ『読み誤った金正恩氏~首脳会談~』に、5月に入ってからの米朝の主なやり取りが掲載されています。
5/8:中国・大連で中朝首脳会談
5/9:ポンペオ国務長官が金氏と会談
5/10:北朝鮮、拘束していた米国人を開放
5/10:米朝首脳会談6/12開催をトランプ大統領が発表
5/13:米韓合同軍事演習が始まる
5/24:米朝首脳会談の中止をトランプ大統領が表明
当記事は北朝鮮側が劣勢と伝えます。ただ、北朝鮮は会談実現で大きな成果ですが、米国は「完全な非核化」の道筋が見えない会談では成果とは云え状況です。トランプ・ディールでは上手くいかないのでは。練り込んだ上で電撃でやらないと収まりつかないのではないか、そんな心配をついしてしまいます。
まとめ
6/12まではまだ2週間以上あります。6月のマーケットもこの話題で揺さぶられそうです。確定拠出年金の毎日スイッチングは、ひきつづき慎重をきして挑みたいとおもいます。