二番底バカ野郎、コロナ「第2波」に備える

このたびのコロナ・ショックでは、いくどとなく「二番底」とつぶやいてきました。はっきりいってバカ野郎です。。

欧米そして日本では新規感染者数は減少の傾向が顕著になってきました。ゴールデンウィーク内には5月末までの非常事態宣言が延長されていたものの、減少傾向を受け5/14には39県で解除となりました。
そして早くもコロナ「第2波」への警戒がメディアを賑わし、株式市場にも下げ圧力となっています。

株式相場には今度こそ二番底が訪れるのでしょうか?またつぶやいてしまいましたw

「二番底は黙って買え」という格言が株式投資の世界にはあります。
誰もが悲観に陥る急落後にリバウンドしても疑心暗鬼で再び相場は下げることがあります。ただ、二度目の下げでは冷静な判断をして買い支える投資家が増え、その後は本格的な上昇転じる相場の「クセ」を云いあらわした格言です。
二番底はしっかりものにしたいところです。




これまでの二番底バカぶり

これは5/15時点のNYダウの過去1年のろう足チャートです。

ツイッターやブログで、相場が底に向かえば「二番底」と叫んできました。
バカ①(3/11):
新型コロナの発生源である中国では3月上旬に18兆円規模の経済対策を打ち立て、株式市場は急上昇です。その勢いが収まり下げた後、NYダウは2/12に史上高値29,568.57ドルをつけました。そして歴史的な急落です。4度のサーキットブレーカの発動を経て3/22に18,213.65ドルの安値をつけ、漸く底をうちました。
いまでは一番底がチャートではかすんでみえます。。大バカ野郎です。。

3/1週振返り:緊急0.5%米利下げは不発、終わりの始まり!?


バカ②(4/8):
日本では4/7に緊急事態宣言が出され緊張感が高まった一方、欧米での感染拡大のピークアウトがみえてきたころ、一時的に下げています。しかし、巨大な財政・経済対策の効果による上昇基調は途絶えたようにみえず、格言をとなえて自分を安心させておりました。。


バカ③(4/22):
WTI原油先物がマイナスに。これまでの経験則では理解できない事件が勃発しました。ただ、3月の暴落で鈍感になってます。一旦は下げるも上昇の方向には違いないだろうと期待を膨らませました。

コロナ第2波

4月の最終週のころから欧米では外出制限の解除がはじまりました。再開による人の接触の増加にともなう感染の再拡大を警戒からか、第2波のニュースが増えています。
過去のスペイン風邪(インフルエンザ)での知見を活かそうとの動きが高まっています。
たとえば、日経新聞5/15『世界にコロナ「第2波」懸念 パンデミックまだ序章』などです。
当記事にもあるように、スペイン風邪では第1波より第2波が大きく、新型コロナにおいても20年秋から冬にかけて大きな波が再びやってくるのではないかと述べています。なお、シナリオとしては「小さな波が連続してくる」、「明確な波がなくゆるやかにつづく」も考えられるといい、どのシナリオであっても収束には年単位の時間がかかるだろうとも述べられています。
二番底バカ野郎がいうことなので片耳できいてほしいところですが、ダラダラと感染の波がくるうちは相場は下げず、でも大きな波の気配がしたらいよいよ二番底がやってくるのではないかとおもいます。そして大きな波が収まらないうちから期待先行で上昇に向かうのでしょう。

まとめ

医療崩壊につながる大きな第2波が起きないことを切に願います。
そして、コロナに振り回される相場にもコリゴリです。大きな2番底がくるような相場の波乱はやはり回避されてほしいです。
相場の底であっても資金のすべてをリスク資産に振り向けるのは危険です。「毎日スイッチング」をしながらこれからも相場を観察しつづけます。実際には二番底だからといって黙っては買えません。時間分散で気長にのぞみましょう~!