私は2013年から株式トレードをはじめましたのでかれこれ5年を過ぎたキャリアです。
市場からの退場の憂き目にあわずなんとかやってきています。
信用取引に手を出し、吸血鬼のごとく吸い取られる日々の諸経費に心を痛めました。
消費者金融でキャッシングしている自分の姿が夢に現れ夜中にはっと目覚めたとき、こりゃダメだと足をあらいました。
相場トレンドの逆向きを狙うインバース型ETFはのめりこんだ割りにはパフォーマンスがさえません。
2018年2月には恐怖指数のインバース型ETNでバチがあたりました(VIXベアETN、私もやられた!)。
トレンドの順方向も逆方向も狙うとなると、チャンスが2倍でもありますが緊張状態も2倍です。
仕事がてらの株式投資では、2倍の緊張状態は耐えられませんよ、、
緊張は視野を狭めます。日経新聞を読むときも『マーケット総合欄』をまず開いてしまいます。
この紙面は投資家の心理をあおる記事が多く、他の紙面の情報を疎かにしてしまいます。
日経新聞の読み方で著名な渡部清二先生のセミナーをかつて受講しました。
「新聞は最終面から読め」が先生の信条です。1面から読むと新聞社の論調に流されやすいといいます。
『マーケット総合』欄をまず開くなんてとんでもない!
私も最終面から読むようにしています。1年近くやっていますがいまだ意識的です。
忙しいときには1面からさっと読んで大雑把に捉えたい衝動に駆られます。
相場が揺れているときには、『マーケット総合』欄をまずチェックしたい気持ちが先立ちます。
株式トレードをやっていると、さまざまな数字が出てきて理科系の私にとっては面白いです。
でも、日々現れる膨大な数字を消化できるわけでもなく、酔いしれているだけです。
日経新聞は後ろから読んで頭に負荷をかけています。
加えて、小学生の息子になぞらえ「音読」をしています。
1面の各記事のリード文あたりを毎日わずかな時間ですが音読してます。
スマホの音声入力機能を使って残しています(TEST補習~音声入力の窓~)。
「1面ぐらいはしっかり読もう」とよく云われますが、実際には読めていないです。
自分が興味の薄い分野を少しでも頭に定着させようと音読しています。
経済知力を測定するという触れ込みの日経TESTを受けるようにしています。
日経新聞の読み方を強化した効果は出ていると感じてます。半年でスコア644→761にジャンプアップしました(はじめに・私のこと)。
以上、株式トレードの上で日経新聞との付き合い方について、
・最終面から読む
・紙面を音読する
・日経TESTを受ける
を私は続けています。
冒頭に記したように痛い目にあってきたので、株式トレードは控えめです。
実際には株式トレードというよりは積立てほったらかし型にシフトしています。
株式トレードでムダな手数料を使うぐらいならばと、そのパワーは「確定拠出年金の毎日スイッチング」に注いでいます。
毎日スイッチングについては、このブログのヒント・ノウハウをご参照してもらえればとおもいます。
これが私がたどり着いた投資スタイルです!