日経平均株価は16連勝しました。一昨日10/25に記録が途絶え、残念というより余計なムードに影響されずに済むと思うとホッとしました。昨日は上げました。21,739円。20余年来の高値水準には違いありません。
バブル時代との比較記事を頻繁に見かけます。過去と何が違うのか、興味を持って読んでいます。私の投資は2013年からです。バブルも知らなければホリエモン騒動もよく知りません。歴史を知りたい、そんな思いが強まる今日この頃です。
長期金利は明らかに過去と違う
私の手元には日経平均株価が14連勝時点で書さかれた日経ヴェリタスがあります。衆院選前に書かれた紙面です。
2面記事『過去の局面とここが違う』と睨めっこしています。ページ左上にの一覧には、1996年6月バブル後戻り高値、2009年3月バブル後安値、そして現在2017年10月の主な投資指標が掲載されています。
・東証1部時価総額
・上場企業経常利益
・経済成長率
・貿易黒字
・完全失業率
・物価上昇率
・円相場
・長期金利
・原油価格
・PER/PBR
盛りだくさんです。私の手に負えません。ただ、明らかに違い今の相場に影響を与えているのは長期金利です。ここで挙げられている投資指標が長期金利に集約されていると感じます。バブル後戻り高値で3.175%、バブル後安値で1.340%、そして現在は0.075%。日経平均が16連勝して20年ぶりの高値の今週ですが、そんなに頑張りにがんばっても0.075%です。やはりバブル前後とは比較にならない時代に私たちは生きています。
複利効果が全然違います。株式なら今でも5%を期待するのが控えめに言っても一般的な感覚です。貯蓄だけでは惨めになるばかりです。スキル・知識が乏しくても投資の世界に足を踏み込まなくては。「貯蓄から投資へ」が連呼される世の中です。誰がこんな状況を作ったかはさておき、現実はちゃんと捉えたいという思いに当記事を読んで感じました。
私は息子一人いる身です。子供の将来は心配です。悲観するだけでなく現状の備忘録としての意味でもブログを綴っています。
まとめ
歴史の重要性を説く人は巷に溢れています。特にエライ人に多いです。説教臭く嫌な思いにさせられることが多いですが、でも、相場を毎日みて確定拠出年金(401k,i Deco,DC)のスイッチングに必死に取り組む私としては、謙虚に学びたいとますます感じます。だって過去に事例があるなら同じ轍は踏みたくないです。日本史よりも世界史よりもなんといってと経済史を学びたいです、そんな心境です。焦りすぎか。。