押し目待ちに押し目なし、21年ぶり日経平均22,000円突破

ふと気づくと、全然買えていない。。押し目待ちに押し目なしです。確定拠出年金(401k,i Deco,DC)の運用ばかりのめり込んでいました。並行してやっている株式投資はご無沙汰です。なんだか不満のほうが強くなってきました。

記録的な一週間でした。週初月曜日は日経平均15連勝、歴史を塗り替えました。翌日も記録更新です。やっと次の日記録途絶えるもその後木・金と連勝。昨日金曜は250円を超える上昇で終値22,008.45円でした。

リンク債ノックオン、空売り降参の流れが強まるでしょうから、さらに上昇しそうです。既に1990年代の高値を更新する水準で、投資現役世代にとっては真空状態です。22,000円はキリ良い心理的節目に過ぎません。 押し目買いのタイミングは訪れる気配がありません。

四半期決算、上方修正相次ぐ

昨日10/29日経新聞一面トップは、『上場160社上方修正』でした。この紙面が少なからず昨日の250円を上回る日経平均株価の上昇を後押ししたはずです。

当記事によれば、上場企業全体の1割強にしてたる212社が営業利益を見直しています。例年と比べ前倒しの傾向になっており、8割が上方修正とのことです。3月期決算企業は期初に前年度比6.2%増と過去最大の水準の計画としている上での上方修正ですので、上場企業はとんでもなく強気です。

この記事のサブタイトルは「ソニー20年ぶり最高益」です。ウォークマン世代をシミジミさせるタイトルです。さらには、

日経平均予想PERが、業績上振れ多発なのに動きが少ないのは何故だろう?

で書いたように、今年度最も強気な業種は電気機器です。ソニーの好調が強気が確かだと印象づけていると当記事を読んで感じました。

 

投資指標の加熱感は低い

昨日時点で日経平均関連の投資指標に加熱感はみられません。VI(恐怖指数)は15.01。当落レシオはやや加熱感がでてきたか、それでも125.49です。 予想PERは15.3です。企業業績上方修正が相次ぎ、予想PERは下落圧力さえ感じます。 とんでもない大相場です。

まとめ

相場の好材料は尽きないですが、それでも一人の個人投資家としては今から株式を買い進むのはためらいます。トランプ当選のサプライズから早くも来月11月で1年が経ちます。

北朝鮮などの地政学リスクを除けば下落要因は皆無に近かったです。それなのに私はまともに株式は買えませんでした。 押し目待ちに押し目なし。投資の格言を地で行って行っています。

でも、後悔だけではありません。株式投資をはるかに上回る資金を運用する確定拠出年金は絶好調でした。

私は株式投資は底値を狙う逆張り。確定拠出年金は、相場の流れに逆らわない順張り投資です。 投資は、一つの手段に固執しないことが何より大切だと思っています。

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