12/13週振返り:FOMC・為替報告書、ドル安巡り火花パチパチ

予想されていたことではありましたが12/15・16のFOMCでは政策に変更なし。緩和縮小するわけでもなく為替はなすがまま、ドル安は容認の格好です。

ちょうど同じタイミングで米財務省が公表した為替報告書がドル安地合に波紋を広げました。半期に一度公表されるこの報告書ではじめてベトナムとスイスが為替操作国に認定されてしまいました。中国や日本は監視対象のままです。米国としては他国が通貨安を誘導する政策をとるとドル高を招くので牽制しています。

そもそもとして基軸通貨であるドルを公然と「弱いドル」を良しとするのはトランプ政権になってからだといいます。バイデン次期政権では財務長官に前FRB議長のイエレン氏がほぼ確定していますが、トレンドに影響を与えるのか報道はまちまちです。

12/17には102円台に突っ込みました。
ドル円100円割れに突入するのか?
日経新聞12/20『首相の為替防衛ライン』によれば為替介入の準備をはじめているとのことです。

FOMCと為替報告書の公表後にさらにドル安基調です。ドル円はしっかり103円台。
ドル安を巡り各国で火花パチパチです。

 

12/13週間ツイート

■12/14(月)




■12/15(火)

■12/16(水)




■12/17(木)

■12/18(金)