2月期決算出揃う、身近な企業がテンコ盛り!

遠い外国の情勢も大切ですが、日常生活で身近な企業の動向から景況感を嗅ぎ取りたいです。株式投資ってホントよくわからないから、身体感覚で納得したい!

身近な企業といえば小売り・外食産業。この業種の決算が2月と8月に集中します。売り上げが低い閑散期に決算を済せようとの思惑からこの時期に集中ともいわれます。




株主優待と無縁であったワタシ

小売り・外食といえば株主優待。

株主優待がなければ個人投資家の何割が売買を辞めてしまうのだろう??

日経新聞は意図的になのか株主優待の話題がほとんど記事になりません。海外投資家は、日本で消費される食産物やレジャー券を株主優待として受け取ったところで、ありがた迷惑です。海外勢が売買の6割を超え、3割を保有している日本株式市場にとっては、海外投資家は軽視できない存在です。

海外勢に配慮すればネガティブになってしまうので、日経新聞は株主優待をあまり話題にしないと私は勝手に思い込んでいます。

 

実は私はこれまで株主優待を受けたことがないです。

運用額は圧倒的に確定拠出年金で、株式投資につぎ込める額はわずかです。確定拠出年金は「毎日スイッチング」法で頻繁に売買しているわけですが、株式投資は積立思考です。小額で積立となればどうしても単元株未満での購入になりがちです。

そんな事情もあって私は株主優待とは無縁でした。ムリしてでも単元株で株主優待株を買おうかな。私が今ひとつ個別株に熱が入らずETFばかり購入しているのは、株主優待で美味しい体験が不足しているからかも。

2月期決算出揃う

日経ヴェリタス4/22号『脱デフレ時代の勝ち組は』に、ちょい呑みで私もよく行く日高屋(ハイデイ日高)など、馴染みのある小売り・外食産業の動向が紹介されています。

この記事は、客数×客単価で収益力を検証しています。主要70社で両方改善しているのは2割とのことです。日経TESTに出そうな企業が満載です。

■客数も客単価もUP

・ユニクロ(ファーストリテイリング)は、定番ヒートテックを毎年改良

・良品計画は冬物衣料、雑貨、化粧水などの定番商品が好調

・日本マクドナルドHDは2014年鶏肉偽装から復活。積極的な改装、「グラン」シリーズなどの高価格商品が利益率を押し上げ。

・ハイデイ日高は「五目あんかけラーメン」などのメニューが人気。中高年層が中心の「ちょい飲み」を女性や学生に広げた(※私がよく行く夜の時間帯ではあまりお目見えしませんが..)。

・ドンキホーテHDは高単価商品を増やすのと、迷路のような売り場レイアウトでの「ついで買い」

■客数DOWNでも客単価UP

・セブンイレブン(セブン&アイHD)、マルエツ(ユナイティッド・スーパーマーケットHD)は、オーバーストアによる競争激化で客数減。「中食」需要で客単価増。

・サイゼリア、ガスト(すかいらーく)は、低価格路線の中、客単価の伸びと引き換えに客数を落とす。人手不足も収益悪化に追い打ち。

■客数優先、客単価DOWN

・ニトリHDは家具以外のウエイトを高め客数は5%近く伸びた半面、生活雑貨などの比率があがり客単価を押し下げ。

・しまむらは低価格肌着などの購入意欲が強かったが、仕入れが追い付かず苦戦。

・わたみは生ビール中ジョッキ199円、串カツ田中は5.5%客足増。外食はデフレが根強く低価格を武器に客数を伸ばす例が多いとのこと。

■客数も客単価DOWN

・パルコは主力の名古屋店が競合に客足を奪われる

・塚田農場(エー・ピーカンパニー)は客数と客単価ともに落とす。居酒屋の客層が30~40代から20代にシフトが要因のよう

 

まとめ

ハイデイ日高の株主優待は優待券(2,000円~)またはお米券2kgだとか。

株価のパフォーマンスが良くなおかつ株主優待で美味しい思いが体感できる銘柄ってあるのかな?もしそんな銘柄を探せたら、家族も私の投資活動にもっと賛同してくれるかな^_^

将来メリットを享受できる年金の運用ばかりに私の目は向いています。

現在と将来、どちらも大切です。




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