3/31週振返り:雨の桜パッとせず…米10年債利回り4.4%へ上昇


『期初の益出し』なんて言葉をはじめて聞きました。期末に決算の評価をよく見せるための『ドレッシング買い』なんて言葉はときどき聞きますがその逆の意なんでしょうか。
ともあれ根拠を深く終えない季語みたいなものとは適度につきあっていきます。

4月に入ってたった一週間ですが、年初からの先月までの楽観ムードに急激に冷え込んだ感です。
米国10年債利回りが4/1に4.3%、4/5に4.4%へと0.1ポイントずつジャンプアップしました。
4/1には、パウエル議長が利下げに慎重な姿勢をみせたり、米ISM製造業総合指数の好調がことのほか注目されました。
パウエル議長、「利下げを急ぐ必要はない」-慎重姿勢繰り返す
米ISM製造業総合指数、2022年9月以来の拡大圏-予想上回る
4/5には、3月雇用統計が市場予想を上回る良好な結果で米国10年債利回りの上昇に弾みをつけました。
米雇用、3月30.3万人増 失業率3.8%に低下 利下げ後ずれも

ウクライナは反転攻勢がなかなか成果があがらず、ドローンによるロシア国内の製油所爆撃を激化させています。
ロシア製油能力15%に打撃も、ウクライナ攻撃で NATO当局者指摘
イスラエルはイラン大使館を攻撃して戦線を拡大させてしまっています。
イスラエルによるイラン大使館攻撃は「転換点」=ヒズボラ指導者
こうした地政学リスクも高まり、昨年末から上昇基調のWTI原油先物は86ドル台まで上昇しています。原油高によるインフレ再燃も懸念されるところです。

4万円台から4月スタートの日経平均でしたが、今週一週間で3万9,000円を割りました。
せっかくの開花でしたがこの一週間は雨つづきでパッとしませんでした。。気持ちを整理して市況をよくみて取り組んでいきたいとおもいます。

 

3/31週間ツイート

■4/1(月)





■4/2(火)

■4/3(水)





■4/4(木)

■4/5(金)