4/25週振返り:バイデン政権100日目、上値重し。。

米バイデン政権下で3月に可決した1.9兆ドル規模のコロナ追加経済対策は、共和党支持者を含め広く賛同を得ているようです。

3月末には2兆ドルのインフレ計画、その財源確保のための法人税引上げ、さらには先週4/28の施政方針演説では子育て、介護支援策を主眼とした1.8兆ドルの「家族計画」を打ち立てました。ただ、これらは表明した段階であるにも関わらず、可決すること前提で株式市場は動いている感です。

先週は「家族計画」で一段と財政出動が強まる思惑で、米10年債利回りは1.5→1.6%台に上昇しそれに呼応するかのように円高の巻き返しでドル円は107円→109円に上昇しました。

米株価3指数は4月後半からは市場最高圏を維持しているものの膠着気味です。日本市場は上値の重さで垂れ気味です。

 

大統領就任100日目を4/29に迎えました。メディアからの批判が穏やかとされる「ハネムーン期間」が終了です。表明した大型施策が成立するまでに綱渡りが続けば、昨年11月から続く大相場は冷え込みそうです。

米中関係はトランプ政権の流れを引き継ぎ激化しています。追加経済対策で消費が刺激され米経済は上向きのようですが効果が薄れる時期がやってきます。

5月といえば、セル・イン・メイ。一時的な下落を想定しておいたほうがよさそうです。

 

4/25週間ツイート

■4/26(月)




■4/27(火)

■4/28(水)




■4/30(金)