もはやリーマンショックと肩を並べる大恐慌と化しています。。
中国・武漢で昨年12月に発生した新型コロナウイルスは、3/12、世界保健機関WHOは「パンデミック」と述べて世界的な大流行との認識するに至りました。
歴史的な暴落
株式相場は、欧米にまで飛び火し拡大がはっきりしてきた2月後半からパニックです。
NYダウは2/14に史上最高値9551.42ドルをつけていました。この半年が異様に高かったので、2末頃までは暴落とはいえ「調整局面」ともみられていました。
でも、3初に米国が緊急利下げを実施したにもかかわらず暴落はさらに加速します。実体経済は人の移動が極度に制限され冷え込むばかりです。類をみないかたちでの景況悪化は、たとえ感染拡大が収まっても回復には相当の期間を要することはもはや明らかです。短期の資金繰りに行き詰まり倒産、破たんが相次げば、負の連鎖です。リーマンショックに匹敵する「大恐慌」を意識せざる局面に入っています。3/12、NYダウは21200.62ドルにまで下落しました。この1ヵ月は歴史的な暴落となりました。
401kのとてもシンプルな事実
NYダウは、史上最高値をつけた2/14から直近最低をつけた3/12までに28.3%下落しています。日経平均はその間に21.6%下落しました。
私は、企業型確定拠出年金(401k)に入っており、このブログのタイトル通り「毎日スイッチング」をして記録をつけています。私の401kの資産残高の下落は11.5%でした。なんとも、NYダウの約1/3、日経平均の約1/2の下落で済んでいます。
NYダウ終値 | 下落率 | ||
NYダウ | 401k | ||
2/14 | 29551.42ドル | -28.3% | -11.5% |
3/12 | 21200.62ドル |
これはとてもシンプルな事実に基づいています。これは3/12時点の資産構成比率です。元本確保型が約4割を占めていたことで、株式相場よりも被害が少なく済んでいます。
連日のニュースで株式市場の暴落に恐怖を感じます。ただ、自分の資産が同じ比率で減っているわけではありません。
ニュースに振り回されてあたかも同程度の被害を受けていると錯覚しがちです。その錯覚から不安にかられてやみくもに株式投信を売った(元本確保型や債券投信にスイッチング)も多いかとおもいます。
日頃から記録をつけておけば冷静になれます。ぜひ記録をとりましょう!
将来さらに下落する危険を察して株式投信を売った方も多いかとおもいます。
私の場合は逆に株式を買い進めています。買っても買っても株価は下落するので、株式の構成比率はなかなか上がりません(暴落前と構成比率は上図イメージとさほど変わっていません)。
株価が上がるか下がるか、これは個々人で考え方が違って当然です。自分の中でも、日々迷っています。
だから、スイッチングは小分けにしましょう!
私はスイッチングの額は毎日調整しています。2月末までは株価の反発を警戒して購入は少額でした。しかし3月に入ると、実態より過剰に下げている感触を強め購入額を増やしました。
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まとめ
世界を突然襲った「コロナショック」に冷静に立ち向かいましょう!
実生活では大変な思いをしていますが、資産形成においてはチャンスに変えられること期待しています。