5/9週振返り:米4月CPIで激震、日経平均2万7,500円を割り込む

コロナ・ショック後の昨年4月は米消費者物価指数(CPI)が大きく落ち込みました。その1年後に当たる今回は前年比で大きく伸びるとは事前に予想されていました。市場予想を超える結果に激震が走りました。

総合:

4.2%(3.6%)

コア(食料エネルギー除く)

3.0%(2.3%)
※括弧は市場予想

急激なインフレは一時的で金融政策引き締めは行わないとFRBから再三アナウンスメントがあるものの市場予想を大幅に上回るとなれば疑心暗鬼になります。

中古車が前月比10%上昇し、CPI全体の上昇の3分の1余りを占めているとのことです。車載用半導体不足による新車生産伸び悩みの皺寄せが中古車市場にやってきました。旺盛な需要だけでなく供給不足も相まって急激なインフレとなっています。

車載用半導体不足は夏まで解消されないといわれてきました。インフレの動向に一喜一憂する状況はしばらく続きそうです。

 

株式相場はこの話題で世界的に暴落です。そんな中でも日本株の下落が顕著でした。。日経平均は2,000円超下げ5/13終値では2万7,500円を割り込みました。

 

3月期企業の決算発表集中日を5/14に終えました。今期純利益予想は大幅増です。

本日5/18、日経平均は582.01円高で2万8,500円間近、先週の下落の半値を取り戻したところです。

 

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