裁定売り残が過去最高水準にあることをマーケットが意識しはじめた5月中頃から、6/12に控えるメジャーSQでの解消を見据えた坂道を思い描きました。まさか直前まで昇りが続くとは。
6/10ナスダックは10,000の大台を超えました。日経平均は先週は6/10までの3営業日は23,000円台に乗っかってました。
なにか悪い材料を探していた感です。6/10(日本時間6/11)、FOMCが米政策金利引き上げを2022年以降との見通しを立て、雇用回復に慎重な姿勢をみせたことで急落を誘いました。コロナ第2波への警戒も追い打ちを掛けました。
6/11のNYダウは1,861ドル安で過去4番目の下げ幅を記録しました。
ただ、下落の流れも昨日6/15まで。本日6/16の日経平均は1,051円高の急回復です。
ツール・ド・フランスの山岳ステージでもみている感です。のぼれば谷だろ~
下りペダルの勢いにまかせて踏み込んだら昇りきっちゃったかんじです。
本格的な下りはまだ先のようにみえます。毎日スイッチングしながら状況をよく確認していきたいとおもいます。
6/7週間ツイート
■6/8(月)
先週の雇用統計のサプライズを受けて一段高‼️
日経平均2万3,000円突破。米大統領選まで残り5か月。
「第1段合意」の破棄に留保の姿勢をみせているのも、相場の下支えになっているようだ。https://t.co/qfQ7MSU0br— いんとく (@kab_suke) June 8, 2020
■6/9(火)
FOMCはじまる。
イールドカーブ・コントロールは今回でなくても年内導入の思惑が広がっているようだ。米金利低下で円高、足元107円台。コロナへの見解のいかんによっては、V字回復の相場への冷やし玉になりそうだ。日経平均7日ぶり下落、87.07円安。https://t.co/UZc8hvdJBB
— いんとく (@kab_suke) June 9, 2020
■6/10(水)
メジャーSQ前の「魔の水曜日」。
開始は日経平均は2万3000円を割りヒヤリとしましたが、その後は上昇24.19円高。プラ転で終了しました❗️
やれやれ、バブル健在です😜
■ 5/31週振返り:梅雨入り前、バブル入り?https://t.co/7hAv6OOjiM
— いんとく (@kab_suke) June 10, 2020
■6/11(木)
ドットチャートをみれば米利上げは2022年以降のようだ。
5月雇用統計のサプライズは、FOMCとしては「現状がいかに不透明かを明確に示している」との見解だ(↓)金融緩和の継続は株式相場には有利にはたらくのだろうけど暴落で反応、日経平均652.04円安。。https://t.co/NtPiMUSyX4
— いんとく (@kab_suke) June 11, 2020
■6/12(金)
バブルの波にのれず気を揉むのがREIT。。
日経朝刊では東京都心「オフィス空室率3ヵ月上昇」に「募集賃料77ヵ月上昇」と甲乙つけがたい状況。
おもわず朝方ETFを減らしてしまった。
その後は東証REIT指数プラ転0.47%高。たしかにミドルリスクじゃないなぁ。
良い週末を〜https://t.co/akKyRfv3DE pic.twitter.com/gcU5kbgDKi— いんとく (@kab_suke) June 12, 2020