7/14週振返り:トランプ・トレード再来、米中悪化懸念


トランプ氏の銃撃事件はマーケットにも大きなインパクトを与えました。当選が前提でいわゆるトランプ・トレードのはじまりです。
台湾半導体メーカーが米本土に工場を新設するにあたって米政府の補助金を受けている状況に不満を募らせ、台湾が米国に防衛費を払うべきと主張し、好決算発表のTSMC株は今週6.73%安です。
コラム:TSMC、トランプ氏発言で脆弱性浮き彫り
バイデン政権があらたに打ち出した対中国半導体規制がクローズアップされるのもトランプ政権からはじまる対中関係悪化を意識させます。目を付けらているオランダASMLは週間で16.93%安です。
米、対中半導体規制で貿易ルール厳格化を検討 同盟国に伝達=報道

中国では今週、5年に一度の重要会議3中総会でしたが目立った経済対策を打ち出せず、会議前に浮上の兆しが見えた中国株が軟調で、ただCSI300は上昇基調をキープしたといったところです。
中国株MSCI指数とH株が下落、3中総会期待外れ-本土株上昇

4万2,000円を超え史上高値を7月に更新していた日経平均は、一時4万円を割れて大きく下落しました。
米決算発表シーズンに入り月末にかけてはハイテク大手の決算発表が控えています。目下調整中のハイテク株が決算発表をきっかけに浮上するのかさらに下押しするのか…よくみていきます。

 

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