7/24週振返り:噂で売って事実で買う?米利上げ・GDP手掛かりに


米FOMCは6月に続き7月も0.75%の利上げを敢行しました。一気に上げたのだから9月は緩やかだろう、1%利上げでなくてよかったとの思惑からか米国株式市場は7月半ばから回復基調です。
注目の米国GDPは2四半期連続のマイナスで定義の上ではリセッション入りとなりました。でも失業率は3%台で歴史的低水準にありまだまだ堅調ともいえます。

格言とはあべこべですがいわば「噂で売って事実で買う」といった状況でしょうか。
物価上昇がピークアウトしたともいえず、来る景気後退に過敏になっています。ウクライナ紛争は5カ月がたち泥沼化しています。
こうしたネガティブ要因が噂となって今年に入ってここまで売り相場でした。
でも半年以上も緊張を維持するのがしんどいです。予想範囲内であった米利上げ0.75%やGDP二期連続マイナスの事実を手掛かりに買い相場に転じた感です。

7月中には139円台をつけていたドル円は133円台にまで急激に戻しました。
金融政策の歪みによって生じていた円安が是正されるときが漸くやってきました。
3.5%に迫った米10年債利回りも2.6%台に落ちてきています。

噂に惑わされず、そして事実も鵜吞みにせず咀嚼して取り組んでいきたいと思います。

 

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