8/14週振返り:中国リスク噴出!利下げに相場はなびかず

台湾問題の火種をもて遊びすぎ。。米国議員があらたに台湾を訪問し、正式な通商交渉を開始するのだと中国を刺激し続けています。ウクライナ紛争にしたってロシアへの刺激を続けた結果と思えてなりません。対立を助長する動きばかりで対話の機運がまったく出てこないです。
米議員5人が台湾訪問、ペロシ下院議長に続き今月2回目
アメリカと台湾、正式な通商交渉を開始へ 秋にも

中国国内に目を移してもリスクが山積しています。上海・北京のロックダウンが解除され景況感の改善が期待されましたが7月には持ち直しペースが鈍化し利下げを敢行しました。ところがCSI300などの株価指数をみていても今週の動きは反応薄で下落に向かっている感すらします。コロナは3ヶ月ぶりに再拡大です。恒大集団の不良債権で昨年秋にクローズアップされた不動産危機は40兆円ともいわれる住宅ローン不払いへとヒートアップしています。さらには長江流域を中心に大干ばつで気象リスクにも晒されています。。
中国が予想外の利下げ-7月指標は「非常に気掛かり」との指摘も
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中国の銀行、47兆円超の住宅ローン損失に直面の可能性も-不動産危機で
「史上最も暑い」夏が続く中国 厳しい干ばつに“人工降雨ロケット”投入 洪水が多発する地域も

今週は一時的に日経平均が2万9000円を回復し、年初来の下げをほぼ回復しました。ただ、お隣中国が抱える対外問題、景気減速が日本市場の下押し圧力になりそうで気がかりです。

 

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