8/22週振返り:レポ取引を鎮火に躍起?ジャクソンホール資産購入縮小へ

とかく注目のジャクソンホール会合の前とあって売買が細く様子見の一週間でした。8/26日本時間23時からのパウエル議長の講演では、年内の資産購入縮小が示唆されたものの、資産購入縮小と政策金利引き上げは別物との点を強調したことでサプライズがなかったようです。NYダウは200ドルを超える上昇で反応しました。

会合の結果はテーパリング(金融緩和縮小)には違いないわけですが、資産購入縮小を急いだのは短期金融市場の加熱があってのことでしょう。ブルムバーグ8/24『米連邦準備制度の翌日物リバースレポ、短期金融市場の大量資金が圧倒』にあるグラフによればリバースレポを通じた金融システムから資金を吸収が落ち着きません。3月に可決したコロナ追加対策により溢れ出た緩和マネーが行き場を失っています。短期金利がマイナスになれば金融市場が傷を負うので、利付けしてFRBが資金回収に躍起です。資産購入縮小で短期金利の押し上げを誘導しました。
ただ長期金利(10年債利回り)が過度に押し上げられるのは危険で、政策金利引き上げに慎重姿勢を変えないのもそのためでしょう。インフレはあくまで「一時的」とのスタンスです。資源高、供給不足でインフレが続く感ですが、一方でその先には巣篭もり需要一服によるデフレが控えているのかもしれません。

金融政策の微妙な変化にこれからもアンテナはって見守っていきたいとおもいます。

 

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