思い出作りとしての確定拠出年金(Fund of the Year 2019 に投票しました!)

「年金」という言葉はなんともココロを重くします。

個人型確定拠出年金は「イデコ」の愛称をつけロゴまで作って少しでも親しみをもたそうとがんばっているわけですが、それが年金にかかわることだと意識するとつい身構えてしまいます。

 

今年は、金融庁がまとめた報告書に端を発した「老後2,000万円問題」で、とかく老後のための資産形成にフォーカスがあたった年でもありました。

大事なことだとわかっていても、株式や金融に無縁で過ごしてきた個人にとっては何をしてよいのやら戸惑います。。




私も2014年秋までは投資にはまったく無知でした。勤め先は2005年から企業型確定拠出年金(401k)に切り替えているので、長い間ほったらかしで残念なことをしてきました。

2008年にはリーマンショックが起きています。そのタイミングでしっかりとポートフォリオを見直しておけば良かったかと後悔しています。。

 

投資に目覚めた2014年秋は、いわゆるアベノミクスがはじまる2012年末から株式相場は既に大幅上昇していました。残念です。

一方で、投資に目覚めたその数か月前には、リーマンショックの対策として続いていた量的金融緩和を縮小すると米国FRBが宣言した「バーナンキ・ショック」で株式市場は暴落していました。その難を逃れたという点では投資をはじめるのには良いタイミングでした。

 

過去を振り返れば、良くも悪くもありました。

結局のところ投資をはじめるのはいつであってもいいのです!

過去への後悔といえば、どちらかといえば投資での損得よりも、「その時代を知らない」というところからくる後悔です。

100年に一度ともいわれるリーマンショックは、たしかにその時代を生身の人間として生きていたわけですが、投資の視点からの記憶はまったくありません。

 

今起きているお金がジャブジャブで緩みきった金融・投資の世界は、リーマンショックの教訓を活かせるはずですが私にはその知見がありません。

過去に捉われず自由な発想ができてよい、とポジティブに捉えていますw




投資に目覚めてから早5年、ますますのめり込んでいます。

知識が増えてもけっしてパフォーマンスが良いわけではないですが、楽しいです!

 

確定拠出年金はたしかに老後のためで、パフォーマンスが冴えないとうんざりして気が重くなります。

でも、老後だけでなく現役時代に役立てられないだろうか?

 

私は、確定拠出年金を「思い出づくり」のためのツールとして使っています。

このブログで紹介している「毎日スイッチング」は思い出づくりのためです!