9/15リーマン危機10年、運・信頼・耐性

「100年に1度」といわれる金融危機が起きて今日でまる10年です。




その後5年は何も知らない

私は正直なところリーマン危機へのライブ感が乏しいです。

私が確定拠出年金と株式投資に目覚めたのが2013年の秋。

2012年11月の衆院解散後から海外からの資金が日本に押し寄せました。「アベノミクス」の始まりです。もう一年早く目覚めていればよかったのに、、悔やまれます、、

でも翌年5月のバーナンキショックは株式投資をやっている人にとっては相当なダメージだったんだろうなぁ。結局のところ、いつ目覚めても、投資に対する自分への「運」と「信頼」と「耐力」がパフォーマンスを左右するんだろうと思っています。

運・知力・耐性

保有株をほったらかしにできるのも自分への「運」を「信頼」してのこと。保有株を見詰めているとネガティブな思いが募ります。「耐力」も大事です。

確定拠出年金は、リーマンショック前に私の勤め先は導入していたので、初回入金時に高値でリスク性商品を買っていたことになります。そのあおりでズッと含み損です。2013年になって、取引状況のお知らせの郵便をみて含み益に転じていることを知りました。これは「運」です。俄然やる気が出て運用を真面目に取り組むようになりました。

合わせて勉強目的で株式投資をはじめました。

振り替えればこの5年は総じて株式相場は上昇基調でした。信用取引にまで頭を突っ込みヒドイやけどを負いましたが、上昇基調にあったことが勉強期間としては最適な環境だったとも言えます。現在に至って投資を続けられるのも、あの郵便をみたとき感じた「運」を忘れなかったことだと思っています。運への「信頼」が自分のどこかにあったからだと思います。

知識が増えることは仇になることもあります。相場をみていると不安が募ります。確定拠出年金の毎日スイッチングの毎日スイッチングによって「耐力」を高めています。

 

まとめ

9/15を前にして連日、日経新聞紙面は”リーマン危機10年”と題した特集記事をのせています。少しでもライブ感をくみ取りたいとの想いで、当時を知らない私は食い入るように読んでいます。

当時を生き抜いた個人投資家はすごい!率直にそんな想いです。株式の価値なんてどう推し量ったのでしょうか。安いだけの理由では買えなかったはずです。

私にとってのリーマンショックは歴史での出来事です。新聞紙面をみていると「100年に1度」の危機ではないです。形を変えて再び起きると感じてしまいます。今から備えるという意味でも、確定拠出年金の毎日スイッチングを続け、世の中の動きをじっとみていきたいと思います。