9/15週振返り:米利下げ・原油危機でも円高踏み止まる107円台

 

9/18、市場予想通り米FRBは政策金利の0.25%の利下げを行いました。金利差広がり円高との警戒が事前には予想されましたが、むしろ一時的には円安にふれました。

翌日には日銀が政策維持を決め、日米金利差縮小の思惑から円高にふれました。それでも週初9/16と同じレベルで107円台後半です。金利の下押しの限界がみえてきて上昇基調です。わずかな金利差で動く局面ではなさそです。

そもそも、週初9/16に円高にふれなかったのも奇跡的です。9/14にはサウジアラビアの石油施設が攻撃を受け、世界供給量の5%強を失いそれに伴い原油価格は急騰しました。かつての常識からすれば、超大型のこうした地政学リスク勃発は、安全通貨とされる円買いを誘発しました。9/16は朝方こそ円高に向かったものの一日にして108円台に回復しました。

 

株式相場にとっては円高進まず適温でした。日経平均は2万2,000円台キープです。

ただ本日9/25は一時的に106円を付ける場面もあり踏ん張りどころです。

 

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