米国の実質金利が2%を超えてきました。いくらインフレが進んだといっても名目金利を反映した債券価格の割安感が顕著です。30年債の価格が額面の半値を付けたのだとか。「バーゲンセール」なんて言葉がバズっています。 安全なはず米…
9/10週振返り:マイナス金利解除やいかに?日経平均3万3,000円回復!
賃金と物価の好循環を見極めるのに十分な情報やデータが年末までにそろう可能性もゼロではない、と9/9付読売新聞へのインタビューで日銀総裁が言及したということで市場が反応しました。マイナス金利の解除も一つのオプションと指摘し…
9/3週振返り:アクティブETF誕生!2024年新NISAが迫る
2024年からはじまる新NISAでは使い勝手が良くなります。 生涯投資枠なんて考え方が生まれ、成長投資枠とつみたて投資枠で構成されます。成長投資枠とつみたて投資枠を合わせれば生涯最大1,8000万円(ただし、成長投資枠の…
8/27週振返り:TOPIXバブル後高値を更新!春先からの上昇第2幕?
今年も2/3が過ぎました。9月初日はTOPIXが一段高で2349.75となりバブル後高値を更新しました。 TOPIXがバブル崩壊後の高値、月初の買い-金融中心に買い広がる ジャクソンホール会議では新味のあるステートメント…
8/20週振返り:高金利を正当化?ジャクソンホール会議をめぐり米10年債利回り一時4.3%台
結局のところスタンスを全く変えていなかったのでは?年1回各国中央銀行トップが集うジャクソンホール会議でのFRBパウエル議長の講演で何を発言するかに注目が集まった一週間でしたが、 「インフレを2%の目標まで低下させるのはF…
8/13週振返り:蒸し返す中国不動産リスク、恒大集団・碧桂園
2021年のデフォルト騒ぎの再来か…先週の碧桂園に引き続き不動産大手恒大集団が火を噴いています。 恒大集団が米国の破産法15条の適用を申請しました。 中国恒大集団、NYで連邦破産法15条の適用申請-米国内資産…
8/6週振返り: 米7月CPI上昇3.2%、わずかに反転で円安加速
7月米国CPI前年比上昇率が総合3.2%、食品とエネルギーを除いたコア指数4.7%でいずれも6月からほぼ横ばいです。 円安ドル高が加速 米7月CPIの上昇率拡大 コア低下には安心感 株式市場にはこれを受けての目立った動き…
7/30週振返り:米10年債利回り一時4.1%、格下げに慌てる。。
大手格付け3社の一角フッチが8/1、米国債の格付けを最高位のAAAからAA+に引き下げました。6月の債務上限問題が尾を引いています。「度重なる債務上限を巡る対立と瀬戸際での解決の繰り返しに体現されてきた、ガバナンスの劣化…
7/23週振返り:YCC柔軟化?10年債利回り許容上限わずかに超える
まだ十分消化できていません…YCC柔軟化?これまで許容変動幅0.5%を広げるのではないかと思われてきたのですが、それはいじらず指値オペの水準を従来の0.5%から1.0%に引き上げました。 「現在の金利情勢の下…
7/16週振返り:日米CPI上昇ペース逆転、YCC見直し論後退
7/21発表の6月CPIは前年同月比で3.3%上昇で、先週発表の米国が3.0%だったので逆転しました。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は4.2%上昇で米国の4.8%に肩を並べる水準です。 6月の消…