WTIは60ドル突破、やはり気になる原油の未来

原油では2014年後半〜2016年初頭にかけての急落で酷い目に遭いました。。1バレル100ドル付けていたWTI原油は30ドルまで下げました。ETFで空売りを仕掛けるも揺さ振られっぱなしでした。

一度のめりこんだモノは気になりますね。現在は現物でわずかに保有する原油ETFをみながら、原油の動向を気にかけています。

今振り返えれば、2014年あたりがスーパーサイクルの終焉でした。2005年頃からはじまった上昇です。BRICsの台頭で新興国での原油需要が高まりました。さらには2008年のリーマンショックで米国の力は弱りドル安、その反動で金と同様に原油相場は上昇しました。

ところが北米でのシェールオイル開発の高まりで原油はダブつきはじめます。供給過剰が意識されるようになり、下落トレンドに陥りました。

スーパーサイクルと呼ばれるこんな経緯は今だからこそ冷静に語れる事実です。2014年あたりの渦中にあった時分にはサッパリわかりませんでした。

ここでの話題は、ポスト・スーパーサイクルと呼ぶべき最近のトレンドです。




WTIは60ドルまでは回復した

30ドルまで下げた原油は足元で60ドルを超えました。OPECの減産合意が再び上昇トレンドに変えました。OPECの盟主サウジアラビアではサルマン王子のもと、脱オイルの政策を推し進めています。世界No1の時価総額を誇るアップルをも超えるといわれる石油大手アラムコが、今年にも上場しようとしています。巨人アラムコの透明性が高まることに対してマーケットは概ねポジティブです。

リーマンショック後の金融緩和で米ドルは回復。欧州の回復も見えてきて昨年2017年は相対的に米ドルは一服感が出てきました。ユーロに押されてドル安圧力が続いたこともあってジワジワと60ドルまで到達しました。

原油需要ピーク論が台頭

私が生まれた1970年代には原油は21世紀中に掘り尽くされるといわれていました。大人になって2000年を迎えたときには何だかホッとした気分にもなりました。

どうも最近は真逆の論が台頭しています。掘り尽くす前に原油需要のピークが来ると。

日経新聞1/4『「石油の次」へ知恵比べ』によればピークは2030年代です。省エネ技術の進歩です。2016年発効のパリ協定は、ガソリン車をEVへ移行する動きを英・仏・中国にもたらしました。航空機用のバイオ燃料など再生エネルギーの技術も進んでいます。

需要減となると原油価格には追い風です。ここ数年はシェールオイルにシェアを奪われ続けた原油ですが、長期的な需要減が意識され直近は上昇トレンドはキープされています。

 

まとめ

私の知る限りではSBI証券の確定拠出年金では金や原油といったコモディティに連動する商品を扱っています。裏付けとなる純資産は株式連動商品に比べはるかに小さいので、基準価額は不当に揺さ振られそうです。よく吟味してから購入したほうが良さそうです。

私の確定拠出年金の商品ラインナップには、コモディティ連動商品はありません。そんな事情もあって、証券口座でETFを購入して原油市場を眺めています。




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