掉尾の一振は不発、リバウンド頼みは厳しい年越し2018

ほらっ!みんなハイタッチだ\(^o^)/

生き延びられたよ、今年2018年もお疲れさまでした〜!

 

本日12/28は大納会、今年最後の相場でした。日経平均株価は最後は辛うじて2万円を上抜けして終えました。20,014.77円が今年の終値です。掉尾の一振は不発でした。

 

それにしてもバリュエーションも株価指数もまったく当てにならない状況で終わってしまい、ホントつらい。。

 

年末最後の一週で日経平均は2万円の節目を割り込み、大納会まで残り2営業日となった12/26には1万8,000円台を割りこむに至りました。10月はじめは2万4,000円を突破し年初来高値をつけましたが、状況が一変しました。

 




リバウンド頼みの売買は厳しい状況

10月までは5%あった確定拠出年金の利回り(初回入金来運用利回り)は、12月になって3%台に突入しました。2005年が初回入金なのでそう簡単には4%は切らないと思いきや、あっさり突き抜けました。8割近くを株式で占める構成比率だとやむなしです。
今回の暴落は一時的な現象と楽観してましたが、まともなリバウンドはもはや期待できません。。

 

米国ではNYダウが年初来安値をつけたどころか、昨年10月からの上昇相場をすべて打ち消してしまいました。この意味するところは大きいです。米国で昨年12月に可決した歴史的な大型減税とその効果で今年前半の株式市場は、貿易摩擦が台頭しつつも上昇しました。でも直近3ヶ月の下落で、大型減税を否定してしまった格好です。効果は来年2019年秋頃との見通しがマーケットに浸透していました。

半年後を織り込みながら株式相場は動くと云われます。まさに不安を先食いしているのが今の株式相場の様相です。

来年も見据えて長い目ででみると、リバウンド頼みの売買は縮小せざる得ません。確定拠出年金の利回り5%への回復は、来年1年かけてたとしても難しい状況に追い込まれました。

利回り低下と時間的損失

このブログのタイトルにあるとおり、確定拠出年金を毎日スイッチングしています。

そのやり方は、

ヒント・ノウハウ

で紹介しています。

世界株式ファンドと国内株式ファンドを私を保有しています。そのうち国内株式ファンドを定期預金との間を毎日スイッチングしています。手数料が掛からないので、株式トレードより気楽です。吸血鬼にでもつかまれたかの如く、信用取引で資金が吸い取られていった過去の苦い思いはもうゴメンです。。

毎日スイッチングは、定期預金→国内株式ファンドが「買い」、国内株式ファンド→定期預金が「売り」と見立てれば株式トレードと変わりありません。売り買いが同日に約定するように運用指図を出せばキャッシュでの損得は発生しません。

メリットは「平均取得価額が、このような暴落時には売買するだけでドンドン減っていく」ことです。つまり赤字が減ります。赤字が減れば上昇局面に転じたとき、心理的に買いやすいです。暴落局面ではキャッシュの出し入れに徹し、リバウンドの局面に入れば買い増していきます。株式トレードのようであって積み立て投資でもあります。

ただ、「リバウンドがいつ来るか」はよく考えなければなりません。リバウンドの時期が遅れれば、利回りはこれからも低下します。キャッシュで損得がなくても「時間」の損失が続きます。

 

まとめ

初回入金来運用利回りは3%台での年越しとなりました。

日本株はいつも出遅れます。少なくとも世界株ファンドのほうが早くリバウンドがやってくるはずです。それにここに来て円高気味で、相対的に世界株ファンドは買いやすくなっています。

毎日スイッチングは縮小して、純粋な積み立てでほったらかしで運用している世界株式ファンドへのシフトを加速しています。