1/12週振返り:円高155円台、日銀利上げ観測強まる

12月米CPI上昇が前月比0.4%で市場予想と一致、コアが0.2%で市場予想より0.1ポイント低く、ほぼ横ばいの結果でした。先週の米雇用統計では労働市場の堅調さが確認される結果となり、CPIも上昇が強まっているとあれば利下げ時期が遠のくのかと警戒感が高まりましたが、ちょっと安堵したというところでしょうか。
米CPI、コアは前月比で6カ月ぶり鈍化-3月利下げを再び意識

12月はじめより急激な上昇を続けてきた米10年債利回りは4.8%台をピークに、CPI発表を境に4.6%台まで低下しました。ドル円も158円台から一時155円台へと円高です。

利上げを議論するとの日銀総裁の発言で、3月と言われていた利上げが来週1/23-24の金融政策決定会合で実施されるとの観測が強まったのも円高に作用しました。
日銀 “利上げの環境整う”意見多く 金融政策決定会合で検討へ

1/20は米大統領就任式です。直後に大統領令を乱発して円安が加速すれば、日銀は利上げをできるとのアナウンスメントなのかもしれません。

今週の米株式市場は大統領選以来の大幅高だったようです。
債券利回りが上昇で重苦しい状況にあってちょっと意外でした。日経平均は週間で2.78%下落でしたが、S&P500は3.71%上昇しています。
【米国市況】株反発、週間では大統領選以来の大幅高-156円台前半
米国では10-12月期決算発表シーズンに入り金融銘柄の好決算が目につきます。
ゴールドマン、10-12月利益倍増-株式トレーディング好調が寄与
JPモルガン、24年は過去最高益 投資銀が好調で第4四半期も増益

いよいよ来週は米次期政権誕生で、波乱を覚悟してますがよくみて取り組んでいきたいとおもいます。

 

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