11/10週振返り:103万円の壁、トランプトレードに疑心暗鬼


衆院選を終え国民民主党が掲げる「103万円の壁」の解消が俄然関心が高まってきました。
103万の壁って?106万、130万も…違いは?年収の壁を詳しく
基礎控除もしくは給与所得控除を178万円まで引き上げるということで、なにも低所得者にかぎらず減税の恩恵を受けられるわけです。とくには、憲法が定める生存権に根差した基礎控除のほうを引き上げれば、サラリーマンだけでなく個人事業主や年金生活者などより広範囲にわたり効果があります。控除75万円は過去25年間の最低賃金の伸びから算出された額だということで、「失われた30年」を取り返すためには決して高額ではないです。
一般会計税収の推移
7〜8兆円の減収要因とはいえ、インフレの煽りがあって税収が急増しプライマリーバランスが解消目前の今にあって、実現性が高いとおもいます。

米国に目を向けると、2016年大統領でのトランプ氏勝利後の株式市場の急騰の記憶に引きずられ、今回はどうだろうと様子を探っている感です。関税強化、トランプ減税の恒久化、法人税減税、パリ協定再離脱、ウクライナ問題の打開といったところを、前大統領時代の「ディール」を駆使したやり方で挑むのでしょうが右往左往させられそうです。

日米大型選挙を終え、今後実現しそうな政策に焦点が当たるようになり、株式市場も敏感に反応しています。よくみてやって行きたいとおもいます。

 

11/10週間ツイート

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