4/21週振返り:日銀会合、ドル円160円呼込む。。


どっひゃ~、ドル円が4/29一時160円に急騰しました。覆面介入があったようで直後には154円台まで下がりこのブログ記事を書いている現在は156円台です。
3月に日銀がマイナス金利を解除したばかりですが早くも利上げ当然の流れになっています。
今回の会合では、金融引き締め策の切り札として残されていた長期国債の買い入れにも手を付けず、政策現状維持となりました。
日銀、追加利上げ見送り 国債買い入れ方針維持
市場予想通りの結果ではあったものの、ドル円は会合初日の4/25には155円、翌4/26総裁会見前には156円を突破し重苦しい雰囲気に包まれました。

日銀としては円安を理由に利上げはできません。「基調的な物価上昇率」に言及するのが精いっぱいです。
一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率が2%に達する可能性が高まれば利上げできる意向です。
円安によるコストプッシュ型の物価上昇だけで賃金上昇が伴わなければ、中央銀行としては利上げに踏み切るわけにはいきません。。

米国では3月時点で今年3回といわれていた利下げ予想が、1回あるかどうかとの見方に変わってきています。
協調介入には海外の目が冷ややかです。
日米金利差が縮まらないなかで単独介入しても円安トレンドに歯止めがかからないようにみえます。落ち着かないGWです。。

 

4/21週間ツイート

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