ロボットによってもたらせられる愛(AI)が投信の世界を席巻しています。
人口知能技術(AI)は、フィンテックの名のもと、広く認知がここ数年で進みました。
海外の後追いの感すらあります。
日銀は、2016年4月、FinTechセンターを立ち上げました。
日本では、2014年マウントゴックス事件でイメージダウンのあるビットコイン。そうした中でも、その基盤技術ブロックチェーンは、インターネットによる認証技術の革新だと、世界中で研究開発が加速しました。
2016/8掲載の日経新聞記事によれば、国内での2015年の関連投資は「首位米国の0.5%にとどまり、中国の30分の1」との民間調査結果もあるそうです。
中央銀行が諸手を挙げて取り組む様に、急変しました。
AIは、技術発展とともに大きな脅威です。
蒸気機関車の発明以来の技術に対する脅威と意を介すのは、いわゆるホワイトカラーの職を奪い合う危機です。
これまで、肉体は機械に負けはしても、人間の頭脳を技術が支配するとは考えが及びませんでした。
どうもそんな楽観が通用しない時代に突入しているようです。
職を奪い合うだけではありません。個人の資産形成の世界にも脅威が迫っています。
AI投信。スマホが投資の敷居を下げました。
お手軽。便利さを売りに、AIと名の付く投信への資金流入は高まっています。
金融機関の儲けガシラに、AI投信はなりつつあります。投資とは無縁の個人がカモにされる。
手数料がほとんどかからず、現役時代は無税の確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)。認知は低く地味な存在ですが、確実な投資です。
ぜひ積極的に運用しましょう。