上海2.3%大暴落、一方で日本の設備投資は上振れ16%増

直近株価は乱高下するものの、9月下旬から11上旬にかけての上昇はすさまじかったです。でも、株価の裏付けとなるファンダメンタルズは大丈夫?そんな疑念を持ちつつ相場を眺めてきました。

半年に一度日本経済新聞社がまとめる設備投資動向調査が11/25公表されました。期初に比べ16%増に上方修正です。堅調とみて良いのでしょうか。




8月膠着相場では設備投資が重荷になるという言説も

企業が期初に新年度の設備投資意欲を高めると、夏場に相場が下がりやすい。膠着相場でウンザリの夏場8/2の日経新聞『経験則の呪縛解けるか 株高持続、GDPが試金石』にあった言説です。

この記事では、期初に設備投資意欲が高かったとされる2015年と2004年の各年3月末を基準としたときのその後の推移が折れ線グラフが載っています。

そのグラフによれば、秋口9~10月頃落ち込み、冬場にかけて伸び上がる傾向となっています。設備投資が重しとなって株価の停滞が訪れたようです。

2017年8月までの相場もグラフには重ね合わせて示されています。同じ道をたどるのではないかというのが、この記事が懸念したところです。

 

実際、ハイテク株は休むことなく上昇し続けました。米国主要株価3指数(ダウ平均、NASDAQ、SP500)の中でも、ハイテク・ITが主力のNASDAQは特に強かったです。ただ、中国のIT化需要に依存しているところが大きいので、10月の共産党党大会が終わればムリがたたってネガティブになるのではないかとの心配がたびたびニュースとなっていました。記事「経験則の呪縛…」は、こうした懸念を暗示させるものだったので、私の頭の片隅に引っかかっていました。

 

期初に比べ16%増に上方修正

11/26日経新聞1面トップ『設備投資16%増に上振れ』をみて、8月膠着相場の感触とは随分変わってきたと感じました。

上方修正の最大のけん引役は半導体や電子部品。スマートフォンやデータセンターの相次ぐ新設を要因としてあげています。もう一つのけん引役は、人手不足に伴う自動化や省力化のニーズだといいます。

 

まとめ

先週11/23の上海総合指数は2.3%の下落でした。今年最大の下げでした。本日11/27も軟調です。

11/26日経新聞は、1面トップの明るい話題とは裏腹に、3面『世界株高に3リスク~中国経済、米低格付け債、投資家心理~』で中国経済への警戒感を強めています。この記事の中で、11/23上海総合指数の暴落は、債務拡大が懸念されたためと述べています。「共産党党大会後の景気減速は警戒されてきたが、当局が引き締めを急げば想定以上の減速を覚悟する必要がある」と警告を発しています。

 

8月膠着相場の頃の心配は正夢となるのか。設備投資上振れ16%増で浮かれた気分は吹っ飛びました。確定拠出年金(401k,iDeCo,DC)のスイッチングは慎重に行っていきます。




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