どこまで戻る? コチコチカッチン おとけいさん

株式相場はどこまで落ちるのでしょうか。昨日2/9は決算発表のピーク日。1月下旬にはじまった業績相場は、金融の話題に押されて好業績を全く織込めずにここまで来ました。下落が続けば業績予想の前提も崩れてしまいます。

ファンダメンタルズに基く相場予想は、当面当てにならなくなりました。




コチコチカッチン おとけいさん

株価チャートを眺めていると、子供が幼稚園に通っていたころよく歌っていた唄がアタマをこだまします。

コチコチカッチン おとけいさん
コチコチカッチン うごいてる
こどものはりと
おとなのはりと
こんにちは さようなら
コチコチカッチン さようなら

皆さんもご存知の唄でしょう。大人のはりが自分の資産、子供のはりが相場の状況にみえてきます。やんちゃな子供に大人は振り回されます。

相場との相性がよければ「こんにちは」、今の状況は「さようなら」って感じです。時計は回り続けます。さよならしても相性があうタイミングは再びやってきます。

損得よりも時間軸で捉えたほうが良い

昨年来の上昇相場で確定拠出年金の含み益が増えている人が多いとおもいます。今回の急落で目減りしているので利益確定のアクションを取りたいと考えている人も多いとおもいます。

いくら利益確定すれば良いのでしょうか。私は金額の損得ではなく時間軸を意識して決めています。

「利益確定」という言い方も本当のところはシックリこない表現です。リスク資産に差し向けてきた何割かのお金を、元本確保型商品に「戻す」ことを積極的に直近行っています。

ごく当たり前のことですが、

戻した金額=単価×口数

で決まります。相場の下落で単価は下がっていますので、多くの口数を売ったわけです。

 

私の場合、口数が昨年9末の水準となるまで売りました。

口数で考えるのが良いのは、時価総額や株価と違って保有口数は相場に左右されないからです。毎月の掛け金で自動購入している分を除けば、自分の意志でスイッチングしない限り口数は増減しません。

当たり前すぎて見過ごしがちですが、大事な観点だとおもいます。野球のイチローは打率よりヒット数を重視します。私は口数重視の考え方を、イチロー効果と勝手に呼んでいます。

 

では、昨年9末の水準の口数が妥当であるか。2つの点から決めました。

①利回り

②外部環境

です。

特に①利回りが大事です。時価総額は年齢層など人によってさまざまです。資産運用の効率性を示す「利回り」で妥当性は評価すべきです。

9末時点の私の利回り(初回入金来利回り)は4.88%でした。足元の利回りは5.09%です。資産ポジションの調整を行った後でも9末時点をやや上回る利回りはキープされています。9末時点で想定された利益が、その後から現在に至る約4ヶ月間分は少なくとも確保できていてる状態を意味しています。利回り5%を目安に運用しています。

なお、商品構成比率も気にした方が良いのでしょうが私には明確な指針がありません。こんなノンキなことがいえるのも、ほったらかしの運用スタイルを私は取っていないからです。今後さらに相場が悪化すれば時計の針はさらに戻し、相場が反発すれば針を進めます。株式の益回りは5〜6%と考えています。2/9時点の東証1部全銘柄の株式益回りは6.64%(前期基準5.69%)。株式連動商品の比率が高い私は相場の波に合わせて毎日スイッチングしている限りにおいては、目安とする5%の利回りから大きく乖離しないと考えています。

 

②外部環境については、株価指数の下げ具合です。2/9時点終値が、過去のいつの時点にあるかをみてみると、たとえば、

日経平均:21,382.62円→昨年10末(22,011円)

ダウ平均:24,190.90円→昨年11末(24,013.80)

上海総合:3129.85ポイント→昨年5末(3,117.18)

です。ダウは2/8史上最悪値幅の下げをみせて驚きましたが、それでも昨年11末のレベルです。

日経平均は直近、ダウ先物と歩調を合わせるように乱高下していますが結果として昨年10末の水準です。10末といえば衆院選を足掛かりに16連勝した後の水準です。

私の9末は、ダウや日経平均の動向からみれば、ややセーフティです。

でも、上海総合は昨年5末の水準まで落ちました。中国の金融政策はコロコロ変わっています。1月初めには人民元基準値算出方法を変えて株式市場は勢いをみせましたが、2月に入り金融引き締めの動きを中国当局はみせ上海総合は大暴落です。2年前のチャイナ・ショックが脳裏によみがえります。私の資産ポジションは必ずしもセーフティではありません。

口数と利回りをどう捉えたらいいか、時間軸で私は考えています。

 

まとめ

確定拠出年金は早くはじめた方がいいです。長くやっているほど時間軸を戻しやすいです。




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