日経TEST、休日返上で受けました

大学のキャンパスっていいですね。日経TEST受験のため、東京目白の学習院に行きました。木立は色づきはじめています。レンガ調のビルは青空に映えました。

学園祭が終わった後なのか大学生の姿はまばら、併設の中学・高校に足早に歩く制服姿の学生はちらほらでした。その他大勢は日経TESTをはじめビジネスマネージャー、秘書技能検定などのためやってきたビジネス向け試験を受験する大人たち。日経TESTの試験会場は50を超えた様相のオジサン、オバサンがかなり多い印象でした。勤め先での勧めで受けにきたのでしょうか、連れ合い「ゼンゼン勉強してないよ〜」なんて声も耳に入ってきます。就活中と思しき学生もチラホラ座っていました。

 

後日談:

日経TEST結果は偏差値78相当、ひとえにブログ継続のおかげです!

2018/11/11:今年も受けました!

日経TEST、新聞社のメッセージをいかに読み解けるか




日経TESTとは

経済知力を診断が謳い文句のテストです。経済学で学ぶ類のアカデミックな理論は出題されません。「生きた経済」が材料です。特定分野の知識が乏しくても考える力でフォローできるように問題が作られているようです。4択マークシート式が100問。試験時間は80分。年全国14都市で開催。年2回実施です。

受験料は5,400円(税込)です。学生にとっては割高か。

出題ジャンルは次の通りです。

・経営環境/産業動向
・企業戦略
・会計/財務
・法務/人事
・マーケティング/販売
・生産/テクノロジー

過去問が販売されていますが、それだけやっても対策になりません。日本経済新聞社が主催だから、良くも悪くも日経新聞に染まっている人が有利です。

 

感想

認定試験ではないので、実用性をこの試験に感じる人は限られます。私の場合は、ブログを書きはじめてから経済知力は上がったのかな、そんな動機で受けました。

過去に2013/11と2014/6月にも受けています。確定拠出年金の本格運用と株式投資を始めた頃です。日経新聞を読み始めた頃でもあります。

601〜650のレンジで、パーセンタイルで80付近でした。中の上といったところでしょうか。

なんせ3年も以前のことなので記憶が曖昧ですが、かつては試験時間ギリギリ使っていました。終わったあとはどっと疲労感が。

今回は10分前には終わりました。即答できる問題が増えていると感じました。ただ、加齢は否めません。50問目頃から急速にペースダウン。やはり疲れました。

問題用紙の持ち帰りが出来ないのが大変残念です。上記のジャンルは問題をみても明確にはわかりません。私の傾向として、個別企業の話題が弱いです。

百戦錬磨って民泊の企業?→YES

日医工ってジェネリックが主体?→YES

といった背景知識を問われる問題に弱かったです。

でも、

キッコーマンと宝ホールディングスはどちらが創業が早い?

の旨の問題は、何を意図した問題かよくわかりませんでした。後で調べたらどちらも大正期創業です。キッコーマンがやや早い。記憶違いか、他の選択肢が答えか、、ともかく頭疲れました。

ただ、鉛筆転がすしかない奇問珍問はあるものの、頻繁に記事になるニュースからの出題が大半です。第1問目では家計資産と国・地方の債務はどちらが多いか、第2問目では日銀金融緩和が達成目標としているのは何かが問われていました。

試験対策としては、日経新聞を毎日読むことだと思います。内容も大事ですが、「1面に出ている」、「複数面に出ている」、「しょっちゅう記事になるなぁ」などと気にしながら眺めると、このテストが何を求めているのか見えてきます。

 

まとめ

普段から日経新聞読んでいますが、どうしても偏りがあります。確定拠出年金や株式投資のパフォーマンス向上の意味でも、これからも日経TESTを活用していきたいと思っています。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です