将棋崩しのドキドキ感です。そろっとコマに掛けた指が震えます。ゲームが長過ぎて指は脂ぎってきました。いつミスするかわからない、そんな心境です。
日経平均株価は週初めより、22,000円台キープです。
相場の強さに付いて行けていない
9月後半の衆院解散をキッカケに日本市場は急上昇です。この流れに付いていけない個人投資家は多いと思います。確定拠出年金と並行してやっている株式投資では私も全然付いて行けてません。
押し目待ちに押し目なし、21年ぶり日経平均22,000円突破
空売りやインバース型ETFをやっていたら相当辛いでしょう。私は夏頃までVI連動のETFにつぎ込んでいましたが玉砕しました。。歴史的ともいえる膠着相場が夏場は続きました。膠着すると下落するのがVIの特徴、耐えきれませんでした。
9月に入り上昇しました。9月中旬には持っていた株式も「やれやれの売り」です。レバレッジ型ETFは急上昇したのでかなり売りました。
このタイミングの衆院解散なんて驚きです。最初はなぜ???、でした。
衆院解散後から続く上昇相場は今も続きます。
先週の東京テレビWBSには「ひふみ投信」でお馴染みの藤野英人氏がコメンテイターでした。株式や投信に少しでも興味ある一般人にとっては、名前の通りヒーローです。
その藤野氏が述べた言葉。「(日経平均)20,500円付近で買えていない個人投資家は多いのではないか?」。まさに私です。
もっとシンプルに考えよう
株式投資をはじめるとチャートが気になります。ロウソクや雲の様子が気になって仕方ありません。情報・知識が膨らみ楽しく、自信過剰になります。でも、含み損が生じれば大慌て、損切りしてしまいます。
さ2012年から続くアベノミクスは結局のところ今でも続いています。いざなぎ景気を変えようとする期間です。
私は2013年から株式投資を始めました。信用取引にも手を出しましたがボロボロになりました。でも、今でも生きているのは、長期トレンドとしては上げ相場だったからでした。
私の性格が災いを生んだと反省しています。諦めが悪い。最悪の状況でも、良い材料を、探そうと頑張ってしまいます。さまざまな投資指標と睨めっこしていると何だか良いアイデアが浮かんできた気になります。それは自分を騙ししているだけでした。情報過多です。
もっとシンプルに考えましょう。自分への戒めです。外国勢が買い進んでいますが、その要因の一つは日本国内にいるより情報が少ないことにあると思います。情報がなければ考え方もスッキリします。
まとめ
日経平均20,500円を過ぎたあたりから、真空地帯です。てっぺんの予想はドンドン破られています。現在ではバブル期戻り高値22,666円です。
こうした数字が与えられると頭がアンカリングされます。でも、外国人ならどう捉えるでしょう。そんな情報が外国勢からみて周知の事実なのか疑ってみることが大切だと思います。海外勢にとっては高値というよりは通過点なのかもしれません。
考え過ぎがアダとなっている私への良薬は確定拠出年金です。株式投資とは違い押し目を狙いません。手数料・税金ゼロで運用できるので、上がろうと下がろうと相場の波に合わせて毎日スイッチングします。株式投資は逆張り、確定拠出年金は順張り投資です。確定拠出年金では、この大相場で絶好調です。ノウハウをこのブログでは紹介しています。
をご参照ください。