11/10週振返り:米10年債利回り2%に届かず

 

先週11/12には1.956%をつけた米国10年債利回りはそれをピークに週後半から下降気味でした。株式相場は相変わらずの強さで尻上がりに上昇、週末11/15にはNYダウは大台2万8,000円突破しました。

米中貿易摩擦で部分合意に期待先行の株式に対し、債券の動きは慎重でした。

もっとも、債券は昨年10月の3%超から8月後半までの1.5%割れへと一方的に下落した利回りの、現在は回復段階です。2%目前でまったがかかった格好です。

 

金融政策としては、短期債を深掘りして長期債は放置してイールドカーブを立たせる(スティーブ化)に戦略がシフトしているようです。米国では、短期金利押さえ込みのため、市中にFRBは大量供給しています。

日本では、日経新聞11/14『長期金利操作 短期化に関心』にみたれるようにイールドカーブのターゲットを10年債から5年債にシフトさせるのかとの憶測が出てきています。

長期債の利回りは上昇圧力が高まってますが、一幅の様子です。

 

11/10週間ツイート

■11/11(月)





■11/12(火)


■11/13(水)





■11/14(木)

■11/15(金)