2/6週振返り:米CPI上昇7.5%、二番底へまっしぐら

2/10発表の1月米CPIは前年同月比7.5%上昇で、12月7.0%よりさらに加速しました。
米消費者物価7.5%上昇に加速-40年ぶりの伸び率、予想も上回る
だいたいにして賃金上昇が追いついているのだろうか?残念ながら当記事によれば、インフレ調整後実質平均時給は前年比1.7%減で10カ月連続マイナスが続いているとのことです。。

CPI発表を受けての2/10ダウ平均は526.47ドル安で前月につづき再び波乱です。翌日もウクライナ情勢悪化により503.53ドル下げました。

日本市場は3連休に入っていたのでこの間は見守るしかありませんでした。
二番底へまっしぐら。。3月年度末を控えた時期なので機関投資家の調整売りも入って来週は荒れるのかもしれません。「二番底は黙って買え」ともいいますし、気持ちが一方的にネガティヴにならないように気をつけたいとおもいます。

ウクライナ情勢についてもネガティヴ一辺倒にならなようにしたいところです。ロシアとベラルーシとの大規模な合同軍事演習の開始がきっかけとなりましたが、ただプーチン大統領は侵攻を否定していますし北京五輪開催中です。たしかに2008年には北京五輪開催中にジョージアでの紛争をしかけたわけですが、平和の祭典に泥を塗ってしまい中国のメンツを潰しました。今回の五輪前には中露トップ会談で「NATO東方拡大反対」の意を確認し世界にアピールしているので、中国との歩調を乱す単独行は難しいとおもいます。
怖いのは、サイバー攻撃であったりLNGパイプラインを巡る駆け引きです。

後日談2/14:
こうした記事みてると米国側がけしかけ欧州が調整に躍起な様子が伺えます。。
モスクワ便り──ウクライナに関するプーチンの本音

 

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