8/6週振返り: 米7月CPI上昇3.2%、わずかに反転で円安加速

7月米国CPI前年比上昇率が総合3.2%、食品とエネルギーを除いたコア指数4.7%でいずれも6月からほぼ横ばいです。
円安ドル高が加速 米7月CPIの上昇率拡大 コア低下には安心感
株式市場にはこれを受けての目立った動きはありません。
ただ円安が進行し8/15現在145円台で、財務相が口先介入しています。米国10年債利回りが4.2%台。
わずかとはいえ13ヶ月ぶりに米CPI総合指数が上昇に転じたことが、金融引き締めの長期化を暗示させたようです。

70ドルを割り込んでいたWTI原油先物は7月以降上昇が堅調で80ドルを超えています。
NY原油先物、約9カ月ぶり高値-黒海で戦闘エスカレートのリスク
エネルギー価格の下落が物価抑制に効き、円安容認ムードを形成してきましたが原油はもはや安くないです。

エネルギー価格の要因として掲げられてきたのが中国リスク。不動産大手碧桂園の財務問題がクローズアップされ余談を許しません。ゼロコロナ解除後の景気浮上の期待が剥がれエネルギー需要が見込めない状況には変わりないです。
中国7月経済指標、予想下回る 景気一段と減速

結局のところ原油価格の上昇は一時的なのかもしれません。市場の変化をよくみて取り組んでいきたいとおもいます。

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