11月のFOMCで4会合連続の0.75%利上げを敢行し、FFレートは4%に到達まで到達しました。 物価上昇はピークを付けた感触が得られていないというのに、利上げペースの減速を期待が台頭してきています。 米国は元気でも他の…
未来への想い
10/23週振返り:党大会終わっても中国株売り続く、CSI300週間5%下落
習近平氏が異例の3期目入りとなりましたが、新体制が習氏の側近で塗り固められる事態には株式市場も穏やかではいられませんでした。 CSI300指数は週間で5%下落、香港H株指数も9%ほど沈み込みました。 香港上場の中国本土株…
10/16週振返り:ターミナルレート5%観測で円安加速150円台、株式楽観しすぎ?
先週発表の米9月CPI8.2%上昇の余波が収まりません。。ターミナルレート(政策金利の最終到達点)は2023年に5% に近づくとの観測にヒートアップしました。 米金融・債券市場=利回り上昇、ターミナルレート予測5%に接近…
10/9週振返り:粘着性インフレ本領発揮、米9月CPI8.2%
10/13発表の米国9月CPIが前年同月比8.2%で市場予想を上回り、株式市場は迷走しました。。発表直後にはじまった米国市場は大きく下げてスタートしたものの、大きく切り替えしてNYダウは827.87ドル高で引けました。と…
10/2週振返り:原油と株式相場が仲良く上昇?OPECプラス減産を手がかりに
7月には米バイデン大統領がサウジアラビアに訪問し増産の約束を取り付けたはずなのに、10/5のOPECプラス会合で日量200万バレルの減産を決めました。 表立っては世界経済の減速懸念が理由のようですが、インフレを助長する動…
9/25週振返り:米10年債利回り一時4%、ドル1強に協調介入への期待浮上
9月FOMCで示されたドットチャートに戸惑いを隠せません。。3ヶ月おきに開示される金利見通しが大きく切り上がっています。ターミナルレートが来年末までに4.6%との予想だと。。 「ニュートラル」と「ターミナル」、金利の意味…
9/18週振返り:「痛み」の各国応酬、身動き取れず24年ぶり円買い介入。。
9月FOMCで米国は市場予想通り0.75%の利上げを敢行しました。ペイン、ペイン、ペイン。。インフレ退治のためなら景気後退の「痛み」を厭わないスタンスをこれでもかと市場に刷り込んでいます。 スイスが0.75%利上げでマイ…
9/11週振返り:供給不足に変化が…インフレ耐性ためされる8月米CPI8.3%上昇
9/11日経新聞に興味深い記事がありました。昨年来からの物流問題の要ともいえる米国西海岸のコンテナ船待機が今年に入ってみるみると解消されているようです。 上海から米西海岸への運賃が昨年末より半分近くに下がっています。 コ…
9/4週振返り:ECB断行、初の0.75%利上げ
8月末のジャクソンホール会合以来、米欧中銀関係者はリセッションを厭わず金融引き締めのスタンスを強固にしました。 その流れでやってきたECB理事会は、市場予想どおり0.75%の利上げを断行しました。1999年のユーロ誕生以…
8/28週振返り:ついに大台ドル円140円突破!
24年ぶりというドル円140円を突破しました。先週のジャクソン会合前には137円台で推移してましたから週間で3円ほど動いたわけで、急激ではあるものの日米金利差に起因するものだと皆が理解しているのでなすがままです。かといっ…