4/3週振返り:FRB資産圧縮でダブルパンチ、もろくも日経平均2万7,000円割れ

米10年債利回りが0.3ポイント上がり2.7%台で週末となりました。
3月FOMC議事要旨公開の前日、ハト派で知られるブレイナード理事が5月からのバランスシート縮小をほのめかし0.2ポイント上昇しました。
ブレイナード理事、5月にもバランスシートを急速に縮小開始へ
利上げにとどまらず資産圧縮にまで手を出すダブルパンチとは。。3月末に2万8,000円を回復した日経平均はあっけなく2万7,000円を割り込みました。

さらに0.1ポイント米10年債利回りが上昇したのは米雇用の強さです。先週の雇用統計統計では失業率が3.6%と予想以上の出来のうえ、それを裏付けるように米新規失業保険申請件数が予想以上に低下しました。
米雇用者数は堅調な伸び、失業率は予想以上に低下-賃金伸び加速
米新規失業保険申請件数、予想以上の減少-1968年以来の低水準

オミクロンは派生型BA.2が広がり鈍化とはいかないものの、それでも第6波のピークを過ぎたとあって国内株式市場は上昇圧力が高まっていました。まさに激流をのぼる鮎、米国はじめとする金融緩和縮小トレンドは進めば進むほど厳しさがまします。急流に飲み込まれ一歩後退しまた前に泳ごうとするのでしょうか。
ゴールデンウィークがあければ3月期企業の決算発表シーズンに入り来期予想でネガティヴになり、またまた難所となるのかもしれません。短期の動きに一喜一憂せずやっていきたいとおもいます。

 

4/3週間ツイート

■4/4(月)




■4/5(火)

■4/6(水)




■4/7(木)

■4/8(金)