先週発表の5月米CPI8.6%上昇の衝撃が米利上げを突き動かしました。0.5%がコンセンサスだったはずなのにムードが一変、6月FOMCでは0.75%の利上げとなりました。米10年債利回りは3.4%までジャンプアップしまし…
未来への想い
6/5週振返り:コロナ強制貯蓄50兆円、悲観ばかりじゃいられない
「家計が値上げを受け入れている」と6/6に発言した黒田日銀総裁が翌日には国会で陳謝です。ワイドショーには格好のネタのようでしたが既に鎮静化している感です。失言ひとつで金融緩和政策の方向が到底変わるわけがありません。 大事…
5/29週振返り:WTI原油先物120ドル!株式市場重みに耐える?
5月最終月曜日は米国ではメモリアルディ、9月第一月曜日レイバーディにかけてのドライブシーズンが到来です。この期間はガソリン需要が増大するといわれますが、折りしも原油高の真っ只中です。WTI原油先物が120ドルをつけて週末…
5/22週振返り:ソフトランディングなるか?急激な利上げの先
米国株価指数がようやく下げ止まり反発しました。これといった好材料がなかったものの、強いて言えば急激な利上げの先を見ようとする機運が出てきた感です。5/25発表の5月FOMC議事要旨によれば6月、7月の0.5%利上げは確実…
5/15週振返り:米株流動性低下、ドル高で手が出せず
米国市場の下落が止まりません。NYダウは記録的な下げに見舞われています。 NYダウ、90年ぶり8週連続下落 景気冷え込みを警戒 ならばと押し目を入れたくもなるところですが、ドル高で手が出せません。米国経済のリセッションの…
5/8週振返り:セル・イン・メイ到来、13日の金曜日
5/13は金曜日でした。その前夜、ジェイソンの呪いが私の脳裏と指先をも狂わせました。。 夜中にふと目をひらきネットを見れば米株価指数は、セル・イン・メイの格言を暗示させる強い売りが下げ止まったかにみえます。それでも年初来…
5/1週振返り:暗雲垂れ込む、米国ピークアウトを見極める動き
米国経済の行方に過敏になっています。ピークアウトの時期に差し掛かっているのではないか? 5/3には予定通りFOMCで0.5%の利上げが敢行されたものの、その解釈を巡って米株市場は大揺れです。「0.75%の利上げは積極的に…
4/24週振返り:S&P500年初来安値、円安にうつつ抜かす間に。。
ドル円が130円の節目を突破です。4/28日銀金融政策決定会合にて指値オペを毎日とする方針が打ち出されたことが円安にさらなる弾みをつけました。踊るアホに徹して当日の日経平均は右肩上がりに461.27円の大幅高でした。 円…
4/17週振返り:コロナ後初の米実質金利プラス圏、米株急落
米10年債の実質金利が一時的にコロナ後初のプラス圏に突入しました。 米10年国債の実質利回りプラスに、2020年以来-0.02%まで上昇 ゴールドのように金利がつかないアセットでさえこれまで上昇してきたのは、実質金利がマ…
4/10週振返り:ルーブルもとの鞘、経済制裁の効果危し
ウクライナ首都キーウ(キエフ)周辺への侵攻は残忍な爪痕残し後退したものの、東南部に戦力を集中したロシアの猛攻で要所マリウポリが陥落寸前です。相次ぐ経済制むなしくロシアの軟化が進みません。。 ルーブルは対ドルで侵攻前の水準…